RaJA Global Academy

カリキュラム

問いから始まり、教科を越えて、深くつながる。科学、テクノロジー、読解、工学、表現、数学。それぞれを別々の教科として教えるのではなく、一つの問いへ多方向から潜り、理解を深めていく。それが、RaJA独自の統合型教育「RaJA STREAM」です。

RaJA STREAMThe method

LEARNING BECOMES MEANINGFUL WHEN IT IS SELF-DIRECTED.

こどもが自分から「知りたい」と思ったとき、学びは始まります。

RaJA STREAMは、大人が決めた知識を順番に教えるカリキュラムではありません。

遊びや生活の中で生まれた「なぜ?」を出発点に、こども自身が観察し、予想し、調べ、試し、表現するための学びの方法です。

STREAMの6つの領域は、こどもを分ける科目ではなく、一つの問いを深く見つめるための「6つの視点」です。

RaJA STREAM
RaJA式STREAMの図。「Learning is only truly effective when it is self-directed. 学びは自主的であるからこそ、身につく。」の見出しの下に、6つの色の円が重なりあい、S=SCIENCE 科学、T=TECHNOLOGY テクノロジー、R=ROBOT / READING ロボット・読む、E=ENGINEERING エンジニアリング、A=ART アート・表現、M=MATHEMATICS 数字・数学 の頭文字が並ぶ。
円が重なっているのは、学びが教科ごとに分かれていないから。
  • SScience

    観察し、問い、確かめる。

    自然や身近な現象に目を向け、「なぜ?」を見つけます。予想と実験を重ねながら、物事の仕組みや変化を探ります。

  • TTechnology

    道具や仕組みを使い、できることを広げる。

    デジタル機器だけでなく、身近な道具や技術を目的に合わせて選び、情報を集めたり、考えを形にしたりします。

  • RRobot / Reading

    順序や規則、ことばの意味を読み解く。

    物語や図鑑から情報を読み取り、物事の順序や関係を考えます。ロボットやプログラミングにつながる論理的な思考も育てます。

  • EEngineering

    考え、つくり、試し、よりよくする。

    目的に合う形や構造を考え、実際につくって確かめます。うまくいかなかった経験を、次の工夫へつなげます。

  • AArt

    感じたことを、自分の方法で伝える。

    色、形、音、身体、ことばなどを使い、正解のない表現を楽しみます。自分とは異なる感じ方や見方にも出会います。

  • MMathematics

    比べ、数え、パターンや関係を見つける。

    量、大きさ、形、順序、規則性を体験の中で捉え、物事を筋道立てて考える力につなげます。

一つの問いから、学びの海へ。

たとえば、こどもが「どうすれば水に浮く船をつくれる?」と問いを持ったとします。

  • Science何が浮き、何が沈むのかを観察する
  • Technology目的に合う道具や材料を選ぶ
  • Robot/Reading図鑑から情報を探し、つくる順序を考える
  • Engineering船を設計し、つくり、浮かべ、改良する
  • Art色や形を選び、自分だけの船を表現する
  • Mathematics長さや重さ、数、バランスを比べる

すべての活動に、6つの視点を無理に当てはめるわけではありません。

こどもの問いを追いかける中で、必要な視点が自然に重なり、教科の境界を越えた学びへと広がっていきます。

IB PYP × RaJA STREAM

問いを深める枠組みと、世界を見つめる6つの視点。

IB PYP候補校として大切にしているのは、こども自身の問いから学びを進め、考えたことを行動へつなげることです。

IB PYPが、問いを見つけ、探究し、振り返り、行動するための学びの枠組みだとすれば、RaJA STREAMは、その問いを多方向から見つめるための6つの視点です。

二つは別々のカリキュラムではありません。

こどもの「なぜ?」を中心に重なり合い、自分で学びを進める力と、複雑な世界をつながりとして捉える力を育てます。

「環境」が育てるTHE ENVIRONMENT AS THE THIRD TEACHER

答えを教え込むのではなく、問いが生まれる環境をつくる。

RaJAでは、教師がすべての航路を決めることはありません。

こどもが自分から触れてみたくなる素材、試したくなる道具、立ち止まって考えられる時間、異なる視点を持つ仲間との対話を用意します。

教師はこどもの姿を観察し、学びの過程を記録し、必要なときに問いやヒントを手渡します。

すぐに正解へ導くのではなく、こども自身が発見するまでの時間を守る。

自分で問い、自分で選び、自分で試した経験があるからこそ、学びはその子自身の力として深く身についていきます。